1999/06/08

スバラシイお言葉『設定』、その偉大なる効用。

アニメやマンガ、ゲームなど、私たちが触れるさまざまな作品に対して疑問を持ったとき、「なんでやねん」とツッコミをいれたくなることがあります。

私は、同世代の友人達には、そういった物に造詣が深い(オタク)と思われているので、よく「どうして〜なの」と聞かれます。

全てにちゃんとした理由や設定があり、説明するなりして対応が出来れば一番良いのですが、時々無理な場合があります。

そんな時、「そういう設定だから」と一言いえば、全ての用が済んでしまいます。いや、むしろ面倒なときにも使えます。相手からすれば納得せざるを得ないのですから。

例をあげると、先日『ジャイアントロボTHE ANIMATION』を友人宅で見たときに、以前1度見ていた私は、始めて見た友人の疑問に対して、殆ど「そういう設定だから」という返答をしました。

「演出のため」や「進行上仕方なく」などの制作側の言い訳を正確に教えるより、「そういう設定だから」と言ったほうが、作品に対して良い印象を持たせることができるのではないでしょうか。

 

応用編

ゲームに関するスバラシイ言葉『仕様』

以前某ゲーム会社でデバッグ作業のアルバイトをしていたときに「これはバグじゃないんですか?」と、まとめ役の人に聞いたのですが、「ああ、それは仕様だから」と言われたので納得し、無視することにしました。発売後、メディア等には、やはりバグと認識されていました。『仕様』は、ゲーム制作時にはこれ以上ない殺し文句なのではないでしょうか。

 

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