グンマ人
1999/04/13
渋谷や原宿付近で、TVや雑誌などのメディアに取り上げられた髪形や服装が、流行の最先端として地方の住民に伝わる。
一時期ズボンを下げてはくのが流行ったが、田舎に行くほどエスカレートしていったのを覚えている。群馬の田舎で、膝辺りではいているのを見たことがある。その時はさすがに驚いた。
でも、言いたいことは他にある。現在、ボサボサの髪形が氾濫しているのである。
技術の伴っていない伝わり型をしたのだろうか、それとも最初から技術など必要ない髪形だったのだろうか、TVも雑誌も見ない私には、真意の程はわからない。しかし、これだけは言える。「俺だったらその髪形にするのに金を払いたくないぞ。」と。
これをゲーム業界に例えると。業界の最先端を行く某S社を筆頭に、技術(インターフェース)の伴わないゲームが増えているということになる。
私にはどんなにCGやムービーがキレイでも、それを繋ぐインターフェースの部分が悪いとゲームの出来が荒削りに見えてしまうのである。
プレイする気が起きない、プレイしていて楽しくない。しかし、そんなゲームが今風なのであろうか、現在のゲームには快適なインターフェースなど必要ないのであろうか。
いや、インターフェースの重要性を知らないだけだと信じたい。
そうでなければつくづく一般人(流行に流されるもの)が理解できないと思う今日この頃であった。