中古ソフト事情

1999/04/22

ごく最近、行きつけの中古専門のゲーム屋へ行ったときのことを書く。

発売して間もない『サガフロンティア2』が早速置いてある。いくら何でもあの長い戦闘シーンではまだクリアできないハズ、「やっぱりあの戦闘では最後までプレイする気が失せたか?」とも考えたが、直接店の人に聞いてみた。「うちのお客は、CD-Rで焼いてくるから、RPGでも何でも発売日の次の日には入っていることが多い。」とのこと、大変納得である。

いま問題になっている中古ゲーム問題より、コピー問題をどうにかしたほうがよいのでは?と思うが、それは凡人の浅はかな考えでしかないのだろうか。私には「中古は違法だ」よりも「コピーは違法だ」の方が納得できるぞ。もし中古ゲーム屋がなくなれば、コピーしても売る先がなくなることになり、コピー問題が解消されるという考えならば、新作ソフトも仕入れてくれる味方を敵に回し、百害あって一理無しのコピー関係には直接手出しをしない事になる。

例えば、チャイルドポルノのように、コピーソフトは持っているだけで犯罪にするとか、秋葉原でチップを売っている人間を取り締まったりとか、するべきことはあるだろうに。

 

その他、最近の傾向では、SSのソフトは売っても二束三文だと客が思い込んでいて(事実そうなのだが)、新作が出ても持ってこないらしい。SSが市場から消えるのも時間の問題である。

結局、この店でSS版『幻想水滸伝』を購入。2000円はちょっと高かったかも。

ちなみに、私はコレクターなので、パッケージがないと満足できないタイプである。よって、CD-Rとは無縁の人物であるはずなのだが、もう手に入らないゲームCDに傷がつくのは嫌なので、バックアップをとりたいとは思っている。しかし、CD-Rって高いしなぁ…。